「あやし皇子乱戦記」の本文です。
神代市一帯を支配する大妖怪、天椿姫(あまつばきひめ)と、かつては弘法大師にも仕えていた護法童子である阿修羅族の勇者、陀牟羅婆那との間に生まれた神楽森紫王(かぐらもりしおう)。
命を失いかけた久慈瑠璃(くじるり)を、妖怪に転生させることで助けた彼は、あるおぞましい妖術師を引き寄せてしまうが……?
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