乾 仁

○乾仁(いぬい・じん)

 

 紫王の直属の家臣として両親によって宛がわれた人物。妖怪としての正体は、巨大な漆黒の化け狼。

 普段は紫王のお目付け役兼家臣として、同じ高校に通う高校生。常に相棒か守護者のように、紫王と行動を共にしている。

 紫王のことは生まれた時から傍にいて知っており、阿吽の呼吸が通じる、まさに右腕のような家臣である。

 変事を異臭として嗅ぎ付けられるという優れた能力を持ち、また戦闘能力も高く、紫王の信頼も極めて篤い。

 人間としての見た目は、黒髪で銀色の目、鋭く精悍な容貌の少年である。コンタクトと周囲には言っているが、実際には狼としての瞳の色そのままである。酷薄そうで怖いと言われるが、本人は(いい加減200歳くらいなので)気にしていない。

 妖怪としての見た目は、漆黒の毛皮の、巨大な日本狼。牛ほどもある体躯。牙はあらゆるものを切り裂く他、遠吠えによる仲間への能力上昇支援、士気鼓舞の能力、飛行、火を纏い、吹きだすなど。

 性格的には、狼らしく、誇り高く忠実。普段はヘラヘラしているように見せていても、根は熱い少年。