舞台は、不思議な伝説のある街「刻窟市(ときのいわやし)」。
市立図書館の非正規司書である御園生百合子(みそのう ゆりこ)は、ある時、かつて弟を惨殺した犯人そっくりの人間を見かける。
その事件をきっかけに、百合子は人外たちが扱う「神器」の所持者となり、奇妙な戦いに巻き込まれていく。
雲母妖(きららのあやかし)の真砂(まさご)、天狗の天名(あまな)とトリオを組んだ彼女は、この街の秘密と世界を脅かすかも知れない危機に立ち向かう。
登場人物紹介
刻窟の通行証書
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