御園生 百合子(みそのう ゆりこ)
刻窟市にて、非正規の市立図書館司書をしている女性。
二十四歳。
マイペースで変な方向にミーハー。
お人形のような目鼻にプロポーション、知性と好奇心の閃く瞳が印象的。
自立できないほどの薄給なのが悩みではあるが、何とかなるさと思っている。
能天気に見えるが、幼い日に、弟が殺人鬼に惨殺されたところを目撃したという記憶を持ち、たびたび悪夢に苦しめられる。
殺人鬼はまだ捕まっていない。
とある事件に巻き込まれて、真砂や天名と出会い、神器「傾空(かしぎぞら)」の持ち主となる。