表紙の自作

 さて、投稿サイトの種類によっては、自作、もしくはどなたかに描いていただいた表紙を、小説に付けられることがあります。

 今回は、絵を描けない方でも、自作の表紙を作成することを想定して、必要なツールをご紹介していきます。

 ますは、大体どのような表紙を作成するか、拙作を例示として。

 こういったフリーの写真もしくはイラスト素材+フリーで配布されているフォントによるロゴ、という構成の表紙を想定しております。


〇必要なもの1 画像加工ソフト

 

 まずは自前で画像の加工(画像に文字入れを始めとする加工)ができなくてはなりません。

 そこでフリーかつそこそこ高性能な画像加工ソフトをご紹介。

 

フリーペイントツール FireAlpaca

http://firealpaca.com/ja/

 

 画像の文字入れ始め、最低限加工するためにはこちらがあれば何とかなります。

 上の見本表紙は、こちらのソフトで作りました。

 

 

〇必要なもの2 フリーの画像素材

 

 まずは表紙の土台になる画像を用意しなければなりません。

 とりあえず三種類紹介いたします。

 

1)Pixabay

https://pixabay.com/

 150万枚以上の無料の写真orイラスト素材(一部使用条件あり)がダウンロードできるサイトです。

 キーワードで検索しやすい(例:「星空」「海」など)作りで、大部分が無料で商用利用も可能な素材です。

 上の例示の表紙の土台の写真素材も、こちらのサイトで探したものです。

 

 

2)アンティークパブリックドメイン画像素材

http://fc.ashrose.net/PD/index.html

 イギリスのビクトリア朝期の画像、19~20世紀のアメリカの画像、フランスのガーリー&ロマンティックなパブリックドメインの画像を集めたサイトです。

 書籍の挿絵などから採られたもの、レトロな広告、飾り枠画像など多数。

 レトロ系をお探しならこちら。

 

 

 

〇必要なもの3 フリーフォント

 

 作品のタイトルなどをロゴに加工して画像に入れると、一気に「それらしい」表紙画像になります。

 フリーのデザイン的なフォントを入手して、ペイントソフトで文字入れ加工、ロゴを作ってみましょう!!

 

フォントフリー

http://fontfree.me/

 様々なフリーフォントのダウンロードサイトに案内して下さるサイト。

 フォントのカテゴリ(明朝系、ゴシック系、ユニーク系など)、商用OKか否か、収録されている文字の種類(ひらがな、カタカナ、漢字など)を掲示してあります。

 万が一お金が絡む状態が発生する可能性を考えるなら、「商用OK」の表示のあるものがおすすめです。

 

 

 以上、いかがでしたでしょうか?

 是非、上記の素材を使って、表紙の自作に挑戦してみて下さいませ。