時は寛永年間、江戸の町。
浪士の娘、佐々木花渡(ささきはなと)は、実は、かの剣豪、巌流・佐々木小次郎の忘れ形見。
父の形見の長刀「物干し竿」にて、日々襲い来る刺客を斬り捨てていく花渡に、思いもかけない危機が忍び寄る。
江戸の町に忍び寄る、恐るべき陰謀は、やがて花渡を意外な運命へと導くのだった。
壱の章 剣客 佐々木花渡
弐の章 公儀のまなざし
参の章 江戸の異変
肆の章 花渡神社
伍の章 御霊士動く
陸の章 宿敵
漆の章 溜池事変
捌の章 魔界行
玖の章 花神剣王
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